共同制作は“夢の握手”ではない。契約と権利の設計だ。

共同制作の基礎(Japan ↔ Hollywood)

日本の強み(IP、脚本の精密さ、職人力)と、ハリウッドの強み(規模、資金、配給)を繋ぐ。 ただし成功の鍵は、権利役割回収を曖昧にしないことです。

✅ 共同制作で最初に決める 5 点

1) 誰が何を“持つ”か(権利)

IP、脚本、キャラクター、派生、地域、期間。曖昧だと後で爆発する。

2) 誰が何を“やる”か(役割)

制作、キャスティング、配給交渉、宣伝。責任が曖昧だと止まる。

3) お金はどう入るか(資金構造)

出資/借入/インセンティブ/プリセール。混ぜ方で成立が変わる。

4) お金はどう返るか(回収)

回収の順番と分配ルール。売れても回収できない構造が最悪。

5) 文化と会議の“翻訳”

言語より大事なのは、決め方・責任・合意形成。誤解はコスト。

現実: 共同制作の失敗は “作品の質” より、権利役割回収 の曖昧さで起きます。

🎯 “日本側が強い”入り口(実務)

IPがある(漫画/アニメ/ゲーム)

入口として強い。だが “誰が何を持つか” を決めないと死ぬ。

制作人材が揃っている

監督・プロデューサー・制作体制。実行可能性が上がる。

パッケージは “安心装置”

ハリウッド側が動くのは、安心できる形になったとき。作品+資金+実行の筋を一枚で見せる。